大分トリニータは10000人のファンの力を借りて勝つ事ができました。と言えるような試合内容だったのではないでしょうか。単純にこの内容で甲府のホームであったなら！！結果は逆になっていたような気がします。誰も証明はできません、しかし後半戦の試合を見ているとそれが一番あっているような気がします。残念ながら攻めているところやセカンドボールの奪い合いのところから再三決定的なピンチを招いていましたが、それを防げたのはもう選手だけの力とは思えませんでした。あのゴールを防ぐ強力な後押しが何かあったのだと思えてきます。逆にいうと残りのホームゲームもこの後押しがあれば勝てるということにもなります。大分の命運は大分ファンの団結力にかかっていると言えるのかもしれません。一方でトリニータの現在の戦術は守備のところで不安定なところがあるために安定した戦いができていないように見受けられます。それを意識してのことかもしれませんが前半は出来るだけ攻守に安定したメンバーで臨み、後半勝負を仕掛けていくという形になってきています。長沢選手が戻ったことで現在のトリニータのベンチメンバーは間違いなくJ2最強の攻撃力を備えたと言っていいと思います。ひょっとするとJ１含めても最強かもしれません。修正したいところは色々ありそうですが、今はこの強みを最大限に生かす事で勝機を見出す事がベストと言えそうです。まだまだ続くドラマの中で夢生選手のプレーに目が離せません。